ピラティススタジオのInstagram運用|投稿より先に整えるべきプロフィール

ピラティススタジオのInstagramで集客を考えるなら、投稿を増やすより先にプロフィールを整えた方が効きます。

開業して最初の2年、私は週3回の投稿を続けていました。
プロフィールは、アカウントを作った日からほとんど触っていません。

その間、DMで一番多かった質問は「どこにありますか」と「料金はいくらですか」でした。
月に10件ほど、同じ答えを手で返していたことになります。

投稿を見て興味を持ってくれた人が、プロフィールに来て、答えが見つからずにDMをくれていた。
DMをくれた人はまだいい方で、何も言わずに帰った人の方がずっと多かったはずです。

この記事では、私がプロフィールで直したところを、直した順に書きます。

投稿を見た人が次に開く場所

Instagramで投稿やリールが誰かの目に留まると、その人は次にプロフィールを開きます。
フォローするかどうか、この店に行けるかどうかを、ここで決めます。

私はここを見落としていました。
投稿は1本ずつ流れていきますが、プロフィールは全員が通る場所です。

開業2年目までの私のプロフィール

当時のプロフィールは、こうなっていました。

  • 名前の欄は、屋号の英語表記だけ
  • 自己紹介は「Pilates / Reformer / Private & Group」の1行
  • 場所も料金も、どこにも書いていない
  • リンクはホームページのトップページ

リフォーマーという単語は、ピラティスのマシンの名前です。
知っている人には伝わりますが、これから始めたい人にはたぶん通じません。

場所を書いていなかったのは、マンションの一室でやっているので、住所をどこまで出すか迷っていたからです。
迷ったまま、何も書かずに2年が過ぎました。

直すと決めたきっかけ

開業2年目の終わりに、体験に来た方から「インスタで見たけど、どこにあるか分からなくてGoogleマップで探しました」と言われました。

投稿を見て来てくれたのに、Instagramだけでは来られなかった。
その日のうちに、プロフィールを全部書き直しました。

名前とユーザーネームの揃え方

プロフィールの一番上に出るのは、ユーザーネームと名前の2つです。

ユーザーネームは「@」から始まる英数字のIDで、名前の方は日本語でも自由に書けます。
私は長いあいだ、この2つを両方とも英語にしていました。

屋号の表記を1つにする

いまは、名前の欄をカタカナの屋号と「ピラティス」の組み合わせにしています。
ユーザーネームは英語のままですが、名前を見れば何の店か分かる状態です。

ここで気をつけたのは、GoogleマップやホームページとInstagramで、店名の表記を揃えることでした。

マップで見つけた人がInstagramを探しに来たとき、店名が違うと別の店に見えます。
うちは料金改定のあとに店の情報を並べて見比べるまで、Instagramだけ英語表記が混ざっていました。

店の情報を4か所で揃えた話は、「地域名+ピラティス」で検索される前にやっておくことの記事に書いています。

カテゴリの表示

プロアカウントにすると、プロフィール写真のすぐ下にカテゴリが表示されます。
ピラティスに関係するカテゴリを選んでおけば、名前と合わせて何の店かが2回伝わります。

プロアカウントにはビジネスとクリエイターの2種類があって、店のアカウントならビジネスの方です。
私はプロフィールを直すのと同じ日に、個人用アカウントからビジネスに切り替えました。

自己紹介150文字の使い方

自己紹介は150文字まで書けます。
短いので、何を入れないかを先に決めた方が早いです。

私が入れているのは、この5つです。

  • 何のレッスンか(マシンを使うピラティス、マンツーマンと少人数)
  • 誰に向いているか(運動が久しぶりの方、仕事帰りに通いたい方)
  • 最寄り駅と徒歩の分数
  • 平日は何時まで受けているか
  • 体験レッスンの料金

住所は番地まで書かず、最寄り駅と徒歩の分数だけにしました。
マンションの部屋番号までは、予約が入ったあとの案内メールでお伝えしています。

これで迷っていた問題も片づきました。
Googleビジネスプロフィールには正式な住所が載っているので、地図で確かめたい人はそちらで確かめられます。

入れるのをやめたもの

逆に、書いていたけれど外したものもあります。

気持ちを表す言葉です。
「心と体を整える」のような一文を入れていた時期がありますが、150文字の中では一番情報が少ない部分でした。

体験を申し込むかどうか決める人が知りたいのは、場所と時間と料金です。
雰囲気は、投稿の写真で十分に伝わります。

リンクの並べ方

プロフィールに置けるリンクは、5つまでです。
以前は1つしか置けなかったので、私はホームページのトップを置いていました。

トップページから予約までは、タップが3回必要です。
Instagramから来た人が、そこまで付き合ってくれるとは限りません。

先頭に置くのは体験予約のページ

いまはリンクを3つ置いて、この順番にしています。

順番リンク先置いている理由
1体験レッスンの予約ページ一番押してほしいもの
2料金のページ予約の前に確かめたい人向け
3ホームページのトップ店の全体を見たい人向け

プロフィールの画面に最初から見えるのは、私のスマホでは先頭の1本だけです。
残りは、リンクの部分をタップしないと出てきません。

なので、先頭に何を置くかでほぼ決まります。
リンクの順番は「プロフィールを編集」のリンクの画面から並び替えられます。

予約システムを変えたら、ここも直す

開業4年目に予約システムを乗り換えたとき、Instagramのリンクが旧システムのURLのまま残っていました。

気づいたのはGoogleマップの予約ボタンが先で、Instagramはそのあとです。
新しい予約ページは動いていたので、何週間か気づきませんでした。

予約ページのURLが変わったら、Instagramのリンクも一緒に直す。
いまは乗り換えの作業リストにこの1行を入れています。

連絡先ボタンとアクションボタン

プロアカウントには、プロフィールの上部に連絡先ボタンを出す機能があります。
登録できるのは、道順と電話番号とメールアドレスです。

私は電話番号を出していません。
レッスン中は電話に出られないので、鳴っても取れない番号を出すより、予約のリンクに寄せた方がいいと判断しました。

道順とメールアドレスは出しています。

「予約する」ボタンは使えなかった

プロフィールに「予約する」のアクションボタンを付ける機能もあります。
ただ、これはInstagramと提携している予約サービスを使っている場合の話です。

うちの予約システムは対応していなかったので、使っていません。
予約の入口は、先頭のリンクに任せています。

これから予約システムを選ぶ方は、Instagramのアクションボタンに対応しているかも比較の項目に入れておくといいと思います。

ハイライトは「はじめての方」から並べる

ハイライトは、ストーリーズをプロフィールに残しておける機能です。
プロフィール写真の下に、丸いアイコンが並びます。

私はここに、自己紹介の150文字に入りきらない情報を置いています。

  • はじめての方へ(体験の流れ、持ち物、着替えの場所)
  • 料金
  • アクセス(駅からの道順を写真で)
  • レッスンの様子

並び順は、初めて来る人が知りたい順にしました。
開業当初はレッスンの様子を一番左にしていましたが、それを見て予約する人はあまりいません。

アクセスのハイライトは、作ってから「道に迷いました」という連絡がほとんどなくなりました。
マンションの入口が分かりにくいので、これは効きました。

プロフィールを直したあとの数字

プロアカウントのインサイトでは、プロフィールへのアクセスと、外部リンクのタップ数を見られます。

私の場合、プロフィールを直す前の外部リンクのタップは月15件前後でした。
直してから半年で、月40件前後になっています。

DMの「どこにありますか」「料金はいくらですか」は、月10件ほどから2〜3件に減りました。
その分、レッスン後の時間をフィードバックのメモを書くのに回せています。

ただ、うちは新規の入口としては、いまも検索とマップの方が多いです。
フォロワーは2,800人ほどいますが、フォロワーの数と体験の予約の数は比例しません。
その話は長くなるので、別の記事で書きます。

店のアカウントとは別に、インストラクター個人のアカウントを持つかどうかも迷うところです。
私は店のアカウント1つでやっていますが、どちらを伸ばすかの考え方は別の記事にまとめます。

投稿を増やす前に見直す順番

投稿のネタを考える前に、自分のプロフィールを、初めて見る人のつもりで開いてみてください。

何の店か。どこにあるか。いくらで体験できるか。どこから予約するか。
この4つが、スクロールせずに分かるかどうかです。

私は1つも分からない状態で、2年間投稿を続けていました。
直すのにかかったのは、半日でした。