ピラティススタジオのホームページに最低限必要なページは、私の場合で6つでした。
トップ、はじめての方へ、レッスン、料金、インストラクター、アクセスです。
予約は外部の予約システムに任せているので、自分のサイトの中には作っていません。
開業したときのホームページは、この6つを1枚に縦長で並べただけのものでした。
それで困ったことがあって、開業2年目にページを分けています。
この記事では、分けたときに何をどこに置いたか、あとから足したページと、作らなかったページまで書きます。
目次
1ページで始めたホームページ
開業した2019年、ホームページはトップページ1枚でした。
上から順に、スタジオの写真、レッスンの説明、料金表、私の経歴、地図、予約ボタン。
1枚にまとまっていれば迷わないだろう、と考えていました。
送れるURLがなかった
困ったのは、体験に来た方からこう頼まれたときです。
「料金のところだけ、あとで送ってもらえますか。家族に相談したいので」
送れるURLがありませんでした。
トップのURLを送って「下の方に料金表があります」と書き添えるしかなかった。
ピラティスを始めるかどうかを、一人で決めない方は思ったより多いです。
家族に見せる、友人に「ここどう思う」と送る。
そのとき、見てほしい部分だけを渡せるページがあるかどうかで、話の通りやすさが変わります。
ページを分けた順番
開業2年目に、1枚だった中身をページごとに切り分けました。
新しく書き足したものは、ほとんどありません。
もともと1枚に書いてあったものを、見出しの単位で別のページにしただけです。
ただ、切り分けてみて、足りない情報がはっきりしました。
1枚のときは「体験に来る人が当日どうすればいいか」がどこにも書いていなかったんです。
最低限の6ページと書いている中身
いまの6ページと、それぞれに置いているものはこうです。
| ページ | 書いていること |
|---|---|
| トップ | 何の店か、どこにあるか、体験の入口 |
| はじめての方へ | 体験の流れ、服装と持ち物、着替えの場所、体験の料金 |
| レッスン | マンツーマンと定員3名のグループの違い、リフォーマーの説明 |
| 料金 | 各メニューの金額、キャンセルの決まり |
| インストラクター | 顔写真、経歴、資格 |
| アクセス | 住所、最寄り駅からの道順を写真で、営業時間 |
どのページにも、下に体験予約のボタンを置いています。
押すと予約システムのページに飛びます。
はじめての方へのページ
6つの中で、1枚のときになかったのがこのページです。
体験の当日に私が口で説明していたことを、ここに書き出しました。
着いてから帰るまでの流れ、着替える場所、動きやすい服なら何でもいいこと。
体験の申し込みの前に読まれることが多いページなので、不安を先に消しておく場所だと思っています。
レッスンと料金は分けておく
レッスンの説明と料金は、別のページにしています。
リフォーマーは、ベッドのような台にバネと滑る台車がついたピラティスのマシンです。
初めての方にはこの説明が要りますが、料金だけ確かめたい人にとっては読み飛ばす部分になります。
料金ページは、プライベート1回9,000円、月4回の会員34,000円、グループ1回3,500円を表で出しています。
「詳しくはお問い合わせください」にはしていません。
問い合わせないと分からない料金は、比べる候補から外されると思っているからです。
書かないと決めていること
レッスンのページには、「腰痛が治る」「姿勢が改善する」のような効果の断定は書いていません。
私は医療の資格を持っていないので、書ける立場にありません。
会員さんから「楽になった」と聞くことはありますが、それを店の宣伝文句にはしないと決めています。
効果の書き方で迷ったら、広告表示に詳しい専門家に確認してください。
あとから足した2ページ
6ページで回しはじめてから、足したページが2つあります。
- よくある質問
- プライバシーポリシー
よくある質問は、InstagramのDMと体験の前に聞かれたことを貯めておいて、同じ質問が3回来たら載せる、というやり方で作りました。
いまは12問ほどです。
予約の変更はいつまでできるか、生理中でも受けられるか、駐車場はあるか。
こういう質問は、料金やレッスンのページに混ぜるより、1か所にまとまっている方が探しやすいと思います。
プライバシーポリシーは、問い合わせフォームを置いたときに作りました。
名前やメールアドレスを預かる以上、その扱いを書いたページは要ります。
文面の中身は、専門家に確認してから載せてください。
最初は作らなかったページ
逆に、いまも作っていないページもあります。
- スタジオのコンセプトだけを書いたページ
- お客さまの声
- ブログ
コンセプトは、トップの最初の数行に入れています。
独立したページにするほどの量が、私にはありませんでした。
お客さまの声は、載せるなら会員さんに書いてもらって、掲載の許可をもらう必要があります。
ひとりで回している店だと、そこまで手が回っていないのが正直なところです。
作った言葉を並べるくらいなら、ないままでいいと思っています。
ブログは、基本のページが揃ってから考えれば間に合います。
記事を読んで興味を持った人が、料金もアクセスも分からなかったら、そこで終わってしまうからです。
予約をサイトの外に置くときの注意
予約のページを自分のサイトに作っていないので、予約ボタンのリンク先は全部、外の予約システムです。
これは楽な反面、予約システムを変えたときに、リンクを全部張り替える必要があります。
私は開業4年目に乗り換えたとき、ホームページの外に置いていたリンクを直し忘れました。
その話は「地域名+ピラティス」で検索される前にやっておくことの記事に書いています。
予約システムをどう選ぶかは、それだけで長くなるので別の記事にします。
制作会社の記事での答え合わせ
最近、ホームページ制作をしている会社のブログをいくつか読んで、自分のサイトと見比べました。
LAUNC株式会社のピラティススタジオのページ構成を整理した記事では、最低限必要なものとして10項目が挙がっていました。
トップ、コンセプト、レッスン内容、料金、インストラクター紹介、店舗・アクセス、体験レッスン案内、FAQ、予約・問い合わせ、プライバシーポリシーです。
私のサイトと比べて違うのは、コンセプトをトップにまとめていることくらいでした。
7年かけて行き着いたところが、ほぼそのまま並んでいたことになります。
同じ記事には、検索する言葉ごとに受け止めるページを分ける、という考え方も書かれていました。
「ピラティス 料金」で調べる人には料金のページ、「ピラティス 初心者」で調べる人には初心者向けの案内、という組み立てです。
私がページを分けたのは、家族に送るURLがなかったからでした。
理由は違っても、行き着く形は同じなんだと思います。
どうやって自分のサイトを作ったかは、また別の記事で書きます。
ページを作る前に書き出すもの
これからホームページを作る方は、ページの数を決める前に、体験に来る人に当日口で説明していることを全部書き出してみてください。
それが、はじめての方へのページの中身になります。
料金と場所と、やっている人の顔。そこに当日の流れが加われば、最低限のページは揃います。
私は1枚から始めて、分けるまでに1年かかりました。
最初から分けておけば、あのとき家族に送るURLに困らずに済みました。